越前松島水族館では、
魚と亀の餌やり体験が出来ます。
魚に餌をやるのは、家の水槽や公園の池で鯉に餌をやるのと大差ないのですけどね。
でも、水槽を上から覗くと
イワシの群れがサメを避けている様子などがよくわかって面白かったです。
子供たちは「
鬼は〜外!」と叫びながら撒いていました。。

嬉しかったのは
ウミガメ。
海草の代わりに用意されている
小松菜とキュウリが餌です。
トングで挟んで顔の前に持っていくと
バクリッ と食いつきます。
ごっつい口だなぁ〜
近くで見ると
ウミガメは頭や手足も六角形の亀甲模様でした。
ヒレ状になっている前あしの先を触ってみるとまるで甲羅のよう。
ゾウガメはブニッと柔らかい肌でしたが、
ウミガメは硬いのが印象的でした。
【近くで見て気づいた事】
ウミガメは全身甲羅のよう
そして
さらに印象的だったエサやり体験がありました。
園内を一通り廻り、そろそろおやつにしましょうか・・と、一休みした時の事。
リュックサックを下ろし、ファスナーを開け、パンを取り出した瞬間!
どしんっ と左手に衝撃が・・。
ふと気づくと
パンが無い・・持っていたはずの手はむなしく空をつかんでいます。
え? あ? あ!取られたーー!

見上げるとパンをつかんだ大きなトンビがくるりと輪を描いています。
しまった〜 やられた!
実は、あちこちに “
トンビに注意” の看板が・・。
たくさんのトンビが来園者のお弁当や売店のイカ焼きなどを狙っているのです。
お弁当の時には気をつけていたのに、うっかりしていました。
それにしても、すごいスピード!
目の前に来たはずなのに
本当に目にも留まらぬ早業でした。
そして、その正確さ!
パンを持っている私の指には触れずに
狙った獲物だけをつかんで行く巧みさに驚きました。
野生生物の生きる知恵を実感した出来事でした。